ピアノは精密機械
ピアノは幾千もの部品からできている精密機械です。
アップライトピアノの場合、鍵盤とハンマーをつなぐ
アクション部分だけでも5,000を超える部品が
使われています。弦も200本以上張られていて、
全体で約20トンもの強い力がかかっています。
またアコースティックピアノは電気製品と違い
木材や羊毛などの天然素材が多く使われているため、
湿度や温度など周囲の環境からいつも影響をうけています。
ピアノを気持ちよく弾いていただくためにも
いつも美しい音色をかなでてもらうためにも、
数々の部品の動き方、音の高さを調整、
調律する必要があります。
調律はピアノの健康診断としても大切です。
調律は大きく分けて3つ
♪整調
鍵盤やアクションを微調整して、タッチ・弾きごこちを整えます。
♪調和
弦を締めたりゆるめたりして音程を合わせます。
1つの音で複数の弦が張られているところは、
音程が心地よく合うように調整しなければなりません。
♪整音
ハンマーを整え、音量・音色・全体の音のバランスを整えます。
ハンマーはピアノの音色を左右する、大切な部品の一つです。
定期調律のおすすめ
ピアノは弾いていなくても、時間が経つにつれて
次第に弦は伸びていき、音程が乱れてきます。
正しい音程で弾いていただくためにも、1年に1度の
定期的な調律の実施をおすすめいたします。
その他にも下記のような症状がみられる場合には、
調律を依頼してください。
こんな症状でていませんか?
・鍵盤の戻りが遅い
・鍵盤が落ちたまま上がらない
・音が鳴らない
・演奏をやめても一か所だけ音がのびたままになる
・ピアノ音と一緒に金属音がする
・右のペダルを踏んでも音が響かない
ピアノ調律料金
・定期調律料金(1年に1回程度調律をされている方)
アップライトピアノ・グランドピアノ
13,000円(税抜)
※1サビ止め 1,500円(税抜)
※2乾燥剤 1,050円(税抜)
※1、2につきましては、状態によって必要な場合と
必要でない場合があります。
出張費は頂戴しておりません。
・5年以上調律をされていない方
演奏ができるようになるまでには、状態によって
数回の調律が必要となります。
まずは、調律師にご相談・状態の診断をお願いします。